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5月, 2020の投稿を表示しています

さいたま市浦和区の採集ポイント訪問

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浦和区の採集ポイント候補を2か所訪問しました。 1か所目は下記の場所の再訪です。 さいたま市浦和区でカブトムシの幼虫採集20200328 本日、浦和区産カブトムシ(の幼虫)を採集しました。 緑区とかに行けばカブトムシやノコギリクワガタがいることはわかりきっているため、当面の目標は浦和区で採集ポイントを見つけることと、さいたま市でヒラタクワガタを見つけることにしています。といっても後者は私にはハードルが高いので手... こんな雰囲気で、クヌギが生えています。 5/17に行った時はそうでもなかったのですが、5/31になるといくつかのクヌギから樹液が出てきておりました。 年によるとは思いますが、このあたりは5月下旬頃から樹液が出始めるようです。 どれも根元から、なかなかいい感じで噴き出しています。 まだ5月の昼間だったからか、カブクワの姿は見られませんでした。 周辺でノコギリクワガタとコクワガタの死骸を見つけました。 今年羽化した成虫でしょうか。だとしたら今後に期待が持てます。 ここは近いですしマムシ等の危険生物がいなくて子供でも安全なので、特例で夜に来てみてもいいかもしれません。 ※後日追記。お昼に覗いてみるとシロテンハナムグリが大発生していました。 さて、2か所目は下記の場所の再訪です。 さいたま市浦和区の採集ポイント探し20200301 浦和区のカブトムシ採集ポイントを探すために某所に来ました。 子供と共に自転車で行ける範囲内です。 幼虫のポイントを探すのが当初の目的だったのですが、行ってみると成虫も採れそうでした。 浦和区某所 クヌギがたくさんあり、カブトムシの死体も見つけました。夏場になると... この時期になると草木が生茂り鬱蒼としています。 クヌギの本数や雰囲気は1か所目よりもあるものの、樹液はまだ本調子ではないようです。 その中で1本だけ樹液が出ている気を発見しました。 地上5mくらいの高さまで画像のような様子で表皮が裂けており、裂け目から樹液が出ていました。 カブクワがたくさん着きそうな雰囲気の樹です。 この日はゼロでしたが…。 この木の根元に、カラスの餌になったと思われるコクワ

カブクワの産卵セット飼育セットに湧く白い虫

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我が家ではカブトムシとクワガタを室内で飼っています。 気をつけないといけないのはコバエやダニなどの虫が湧くことです。 屋外よりは汚染されにくい一方で、もし大量発生したら大惨事です。 幸いなことに、約1年飼ってきてケース外にコバエやダニが侵食してくることはありませんでした。 それでも、ケース内にはよく見ると小さな虫が湧いています。 その中でも、 産卵木に大量に湧く白い虫 の不快度がダントツで高いです。 産卵木に湧く白い虫について トビムシの1種で、おそらくトゲトビムシ科の何かではないかと思います。 このような、一般的な産卵セットの産卵木に大量に発生します。 小さくてぱっと見は気づかないのですが、よく見るとこんな感じで結構な数が蠢いているのです。 接写するとこんな感じです。 大きさは約1mm。 光沢があるので動くとチラチラ光ります。 マットだけを詰めたケースにはいない(大量発生しない)ことから、産卵木を好むものと思われます。 産卵木で暮らしているようで、ケースの外に飛び出してくることは今のところありません。 再現性が高いのも厄介で、産卵木での産卵セットを組んだ時は確実に大量発生しています。 対策については、産卵木を熱湯につけたり日干ししても気づけば増殖しており、正直防げる気がしません。 産卵木に産卵させた後は、さっさと卵や幼虫を割り出してこいつらがいないマットに放り込んでいます。 それでも、少なくとも2週間から1か月弱は我慢しないといけないですし、できれば卵や初令幼虫での割り出しは控えたいので、あまり良い方策とは言えないです。 その他の虫について このようなハスクチップでの成虫飼育セットだと、目視できる範囲ではほとんど虫は湧きません。 それでもよく見ると小さい白い虫が確認できました。 トビムシとは違うようです。 ダニでしょうか。いずれにしても目視できる範囲では数が少ないので無視しています。 実際には目に見えないレベルでは様々な微生物の温床であると予想されますが、それを言い出すと人間の顔も同じなわけで、知覚できなければ無視するのがうちの方針です。 コバエ被害はいまのところありません。 もし発生しても、コバエシャッター付きケースである程度防げると思います。

ニジイロクワガタの産卵セットから卵を取り出しました。

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ニジイロクワガタの飼育記録 の続きです。 ニジイロクワガタの産卵セットから卵を掘り出しました。 前回はこちら。 ニジイロクワガタを購入して産卵一番で産卵セットを組みました。 以前の記事 の通りニジイロクワガタを購入しました。 写真は雄だけですが、ペアで買っています。 産卵セットで飼育開始 ただ飼っておくのもなんなので、産卵一番を6cmくらい固く詰めたケースにペアで放り込みます。これでうまくいけば産卵が期待できます。 ... 我が家ではこんな感じで産卵セット兼飼育セットでニジイロクワガタを飼育しています。 セット後2週間経っており、産卵していることは確認できていました。 できれば孵化して二令幼虫になるくらいまでそのままにしておきたいのですが、成虫に引っかかれたり潰されたりしたら困るので早めに取り出すことにしました。 産卵と飼育を一緒にしている弊害です。 ケースをひっくり返して注意深く掘って、10個くらい取り出しました。 まとめてプリンケースに入れて、マットをかぶせておきました。 密度が高いので孵化後しばらくしたらまた引っ越しします。  成虫はペアでケースに戻します。 マットは、また産卵してくれることを期待して、引き続き産卵一番を固く詰め直しています。 余談ですがメガブロックは隠れたり土を固めたりするのに活躍しています。 再セット翌日、早速側面に2個産み付けられておりました。早い。 ニジイロクワガタの産卵について、他のマットを試したわけではないですが産卵一番は間違いなさそうです。

オオクワガタの割り出しを行いました。

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オオクワガタの割り出しを行いました。 4/21に産卵セットを組んだという以下の記事の続きとなります。 マルカンくぬぎ昆虫マットとダイソー産卵木でオオクワガタ産卵セットを組みました 5/6 メスを退避させます。これくらい齧っていました。 表 反対側 5/13 前回記事で初期に採卵してケースの側面に見えるようにしていた卵が孵化しました。 わかりにくいですが、割れた卵と幼虫のお尻を撮影できました。 たぶんこれが孵化の1号です。 産卵セットを組んでから産卵までが数日、 産卵から孵化までの期間が2.5週間程度。 5/23 割り出しを行いました。 全て初令幼虫でした。もう少し大きくなってからの方が良かったのでしょうが…産卵材に小さな虫が湧いており、無害とは知りつつも早めにバラしてしまいたかったのです。 おそらく孵化して1時間程度の初令幼虫。頭が白いです。 初令幼虫を7匹ほど見つけることができました。 黒ずんで孵化できないと思われる卵も3個ほどありました。 初令幼虫たちはそのまま産卵セットのマルカンくぬぎ昆虫マットに埋めておきました。 このマットは粗いので初令幼虫は嫌うかもしれませんが、昨年コクワガタでも似たようなことをしたのでおそらく大丈夫かと…。 基本的に多頭飼育の方針です。1ヶ月後くらいに幼虫たちの成長確認とマット交換をする予定です。 おまけ。 スマホ用のマクロレンズを買ったので幼虫をアップで撮影してみました。 スマホ用マクロレンズ

ニジイロクワガタの発色原理について、黄色と金色の違いから考えた雑記

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先日飼い始めた綺麗なニジイロクワガタを見ていて、ふとこの美しい色はどういう原理で発色されているのか気になりました。 ニジイロクワガタ    メタリックな緑色が特徴です。 なぜこんなにきれいなのか、普通の緑とこのピカピカの緑は何が違うのか。 そんなことを考えながら発色の仕組みについてダラダラ書いてみたのがこの雑記です。 *実物には赤や黄色も混じっていますがここではニジイロクワガタ=ピカピカ緑とします。 前提 光の波長と色 光には波長があります。 人間は、光の波長が変わると色が変わったように認識します。波長の変化により認識できる色は以下の通りです。 例えば、紫色の光の波長は約380nm、赤色の光の波長は約780nmです。 380nm                   〜                   780nm 図1 さて、光の波長変化により現れる色はこれがすべてなのですが、この中に白色や黒色はありません。 白色とは これらの 波長(色)が異なる光すべてが均等に混ざった光が白色 です。 日光は代表的な白色光です。太陽の色は白です。 ちなみに実際には、無限に近い数ある全て色を混合させなくても、代表的な色だけ混ぜれば、人間は白色と認識します。 黒色とは 白色とは逆に、どの光も含まれていないと黒と認識します。だから夜は暗いのです。 光の反射、吸収、透過 光が物体に当たった時、反射、吸収、透過します。 どれかではなくすべてが同時に起きますが、割合は違います。鏡は反射成分が多い、ガラスは透過成分が多い、などです。 エネルギーは保存されるので、反射成分が多いほど、吸収や透過成分は少ないということになります。 この前提に立つと、なぜ物体に色があるのかがわかってきます。 本題 レモンが黄色に、リンゴが赤色に見える理由 白色光は図1の全ての色が混在しています。 白色光が物体に入射すると、物性によって 色ごとに 反射、吸収、透過の仕方が異なります。 例えばレモンの場合だと、黄色の光は強く反射されて、他の光はあまり反射されず吸収されます。 これはレモンの皮を構成する物質の分子レベルの特性です。 人間の目は反射された光を捉えるので、レモンが黄色に見えます。 図2

オオクワガタとコクワガタを一緒に飼育したら共食いされました。

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この記事 で書いていたコクワガタが羽化しました。 合計で11匹の幼虫がおり、ヒーターで促成栽培した4匹のうち、3匹が羽化しました。 コクワガタをたくさん飼うつもりはないので、いずれ逃がすまで一時的にオオクワガタのケースで同居させることにしました。 我が家のオオクワガタは特別待遇でダイソー大型ケースで飼育しており、スペースには余裕があります。 ゼリーを2個入れておけば無用なケンカはしないだろうと思っていました。 ところが、翌日ケースを覗いてみると、オオクワガタのメスがコクワガタのオスに噛み付いています。 小競り合いか?と思って引き離してみると、腹部を破壊して体液を舐めている…。 食べかすを口につけて獲物を待ち構えるように佇むオオクワガタの様子が、もはや肉食生物のそれです。 コクワガタ愛が強い 長男はドン引きして、オオクワガタ逃すとか言っています。それはない。 他の2匹を掘り出してみると、コクワガタのメスにも噛み跡っぽいものが付いていました。どうやらオオクワガタが凶暴化しているようです。 捕食されたコクワガタはもうそのまま糧になってもらうとして、残りの2匹は別のケースに避難させました。 噛み跡のようなもの クワガタのメスは産卵で体力を使うので共食いで栄養を補充することがあると聞いたことはありました。 今回のオオクワガタメスは 産卵セット から引き上げて10日くらい経つことと、ゼリーを2個も配置していたことから、そんなに栄養には困っていないだろうと思っていましたが、間違いでした。 なんでもかんでも個別飼育にしていると飼育スペースがなくなるので、これからもできるだけ一緒に多頭飼育していくつもりですが、少なくとも産卵期のメスとは離すようにします。

オキナワネブトクワガタ幼虫を飼育しています。

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オキナワネブトクワガタの幼虫を飼っています。 3月に南浦和のドルクスグッズさんで300円で売っていたので2匹購入しました。 正直安かったから買っただけで、私はネブトクワガタ飼育ノウハウは持っておりません。取り敢えず、購入時のマットのままなら死にはしないだろうということで、そのままにしていました。 3月の購入以降、2ヶ月ほど買ったままのプリンカップで放置してしました。 確認すると、どうやら無事生きているようです。 今回は引越しさせてみることにします。 微粒子マットを好むと聞きましたが、購入時には割と粗いマットに入れられており、普通に生存しています。 また、他のクワガタの飼育後のマットの方が良いという噂があったため、コクワガタの幼虫飼育に使っていたマットを再利用することにしました。元のマットはホームセンターのマルカンクヌギマットです。 まず、カップ状の容器を用意し、容器の底100mlくらいはコクワガタ幼虫飼育後のマルカンクヌギマットを入れます。 その上から、購入時のマットと共に幼虫2匹を投入します。 面倒なので多頭飼育です。 こうすれば、マルカンクヌギマットを気に入れば底まで潜るでしょうし、気に入らなければ元のマットにいればよいです。 粗さは同じくらいなので、気にいることを願います。 完成 3月に孵化して、最短で半年後に成虫になるらしいので、このまま室内常温でしばらく放置することにします。

ニジイロクワガタを購入して産卵一番で産卵セットを組みました。

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ニジイロクワガタの飼育記録 です。 以前の記事 の通りニジイロクワガタを購入しました。 写真は雄だけですが、ペアで買っています。 産卵セットで飼育開始 ただ飼っておくのもなんなので、産卵一番を6cmくらい固く詰めたケースにペアで放り込みます。これでうまくいけば産卵が期待できます。 隠れるところがないのでキッチンペーパーを置きました。 写真のものは産卵セット内の湿度でベチャベチャになったので、後ほど吸水性が低いものに取り換えました。 投入後30分ほどすると、きちんと意図を汲んでペーパーの下に隠れてくれています。 ペーパーをどかせて様子を見ると、交尾をしていました。早速ですか。 これで産卵の下準備はできたことになります。 余談ですが、産卵一番を固く詰めると、詰める前の半分くらいの体積になりました。 中型のケースに産卵一番を6cm詰めるのに、購入時の体積ベースで4Lくらい使用した気がします。 節約のためには小型ケースにメスだけ放り込むのでもよかったかもしれません。 一週間後、産卵確認 さて1週間後、産卵セットがうまく機能しているか確認のために、半分ほど掘り出しました。 すると楕円形の卵を発見。気に入ってくれたようです。 この後、4つほど発見します。とりあえずペットボトルの蓋に置きます。 このまま蓋に置いておこうかと思いましたが、乾燥が心配なので蓋つきのカップに4つとも投入することにします。 うち2つは側面において様子がわかるようにします。 ちなみにニジイロクワガタを傍に置いてこの作業をしていました。ふと見ると、また交尾していました。 この個体の性格なのか、すぐに交尾する種族なのかはわかりません。 一度交尾させたら以後は体力低下を防ぐためにオスメスを分けて飼育することもあるようですが、我が家ではこのまま同居させます。 末永くお幸せに生きていくことでしょう。 掘り出したマットを再度固く詰めて産卵セットにして、ニジイロクワガタを投入し、今度は3週間くらい置いておくことにします。 まとめ ・ニジイロクワガタは同居後30分で交尾しました。 ・その後1週間で少なくとも4個卵を産みました。 ・産卵セットは産卵一番を深さ6cm程度に固く詰めました。