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4月, 2020の投稿を表示しています

オオクワガタの産卵動画を撮影しました

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先日、オオクワガタがなぜか16時頃に産卵材の表側で産卵を始めたので、産卵シーンの動画を撮影できました。 残念ながら卵管や卵そのものは見えませんが、全体の流れを追うことはできました。 以下は動画のキャプチャを使って時系列でまとめています。 15:45-16:20頃 材を削っていました。 16:20頃 身体を回転させて削ったところにお尻を持っていきます。 この姿勢で20秒くらい静止。この時に産卵していたのかもしれません。 16:20-16:35頃 後ろ足をモゾモゾと動かしています。産卵した場所を削りカスで埋めていると思われます。この後姿勢を変えて前足でも同じようなことをしており、それとの違いはわかりません。 16:35頃 再び身体を回転させます。 16:35-17:00頃 顎で手前の材を削って産卵場所に持っていき、前足をモゾモゾ動かして卵を埋めています。 顎で削りカスを移動させる。 前足で詰める。 これは横から見たところです。前足は閉じられており、埋める作業をしていることがわかります。 後半になると手前の部分も随分削られてきました。 17:00以降はお風呂に行ったので撮影していませんが、17:45頃には撤収していました。 産卵された場所はこのようになっていました。 まとめ 所要時間は合計で2時間程度でした。 そのうち大半が材への穴あけと埋め戻しであり、正味の産卵時間は1分あるかないかだと思います。 以上です。なかなかの貴重映像が撮れました。

マルカンくぬぎ昆虫マットとダイソー産卵木でオオクワガタ産卵セットを組みました

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昨年の7月頃に購入したオオクワガタが無事越冬したので、産卵セットを組みました。オオクワガタのブリード初挑戦です。 オオクワガタのブリードは簡単だと言われているので、昨年コクワガタを産卵させたものと同じセットとします。 温度管理はしていません。室内常温です。 4/21 ダイソーの産卵木 を2時間ほど加水し、15分くらい乾かした後、ホームセンターの マルカンくぬぎ昆虫マット に埋め込みました。 このマットはかなり目が粗いため好まない種族もいるようですが、コクワガタが産卵したからオオクワガタもするだろうという判断です。 産卵材の表皮は堅くて素手で剥けなかったので、一部だけ剥いて後はそのままにしています。 4/28 1週間後、いい感じに削ってくれています。表皮はオオクワガタが剥いてました。 裏側。削られています。 方針としては幼虫に負担をかけないためにしばらくは割り出しを行わないことにしていますが、きちんと産卵をしているか確認するために一部割り出すことにします。 すぐに2個の卵を発見しました。ひと安心です。 すぐに見つかり材の損傷が最低限で済んだので、引き続きこの材を置いておきます。 2個の卵は成虫に食われることを防ぐために避難させます。といってもどこに避難させたらいいのかわからないので、ケースの側面に見える形で埋めておきました。 こんなんでいいのかな。 この後の予定は、約10日後にメスを産卵セットから引き上げ、さらに10日後に割り出しすることにします。

さいたま市見沼区でカブトムシの幼虫採集20200425

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コロナウイルスの影響で不要不急の外出自粛が要請されている中、本日は健康維持のために散歩に行きまして、道中でカブトムシの幼虫を見つけました。 見沼区の公園です。雑木林になっており樹種はコナラが多そうです。 ちなみに動植物の採集は禁止とのこと。我が家は観察が目的なのでキャッチアンドリリースしています。  外側には丸太がたくさん置かれています。いい感じに朽ちているものもあります。 中身が朽ちてボロボロになっている丸太を発見します。 カブトムシの幼虫の糞はなかったですが、少し掘ると幼虫が出てきました。糞がなかったので、狙って見つけたというよりはたまたまです。 これのようにフレーク状になった朽木にカブトムシの幼虫はよくいます。 こういう朽木に卵が産み付けられるものと思っていましたが、逆に硬い朽木をカブトムシの幼虫が食い荒らしてフレーク状になるのかもしれないと最近思いはじめています。 雑木林内を歩いていると、粉砕された朽木が溜まっている場所がありました。 自然に崩れたというよりは、意図的に砕かれたような感じです。 誰かが朽木採集でバラバラにしたのかもしれません。 とにかく、カブトムシはこういうポイントを好むため、案の定幼虫を発見しました。 小さい幼虫がいました。 この雑木林は切り株や朽木系のカブクワ幼虫ポイントがたくさんあります。 宝の山に見えます。多すぎて全て見きれませんでしたが。 カブトムシは勿論、ノコギリクワガタくらいならたくさん生息してそうでした。

産卵一番でタウルスヒラタクワガタの産卵セットを組みました

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我が家ではタウルスヒラタクワガタを飼っています。基本的に外国産は飼育対象外の方針なのですが、これは安かったことと飼育が容易らしいことから購入しました。 昨夏に購入し、今のところは国産と同じ飼育方法で問題なく生きております。越冬時の記録は こちら 。 昨年、ダイソーの産卵木とホームセンターのマルカン バイオ育成クワガタ虫マット で産卵セットを組んだところ、産卵してくれませんでした。 バイオ育成クワガタ虫マット は砕いたクヌギのようなイメージで粒度が粗いことが原因かもしれません。 越冬後のこの春、ヒラタ系は微粒子系のマットを好むと聞いたので、フォーテック 産卵一番 を購入し再チャレンジしました。 本ブログの趣旨としてできるだけダイソーかホームセンター品で済ませたかったので、そこは残念です。 1回目 産卵一番をプラレールくらいの高さに詰めたセットを組みました。が、試しに10日後に掘り出してみても1個も産卵されていませんでした。 産卵木がないからかな?ということで、産卵木を用意します。 2回目 4/16 昨年買っておいたダイソーの産卵木を1時間ほど加水した後に投入します。 まだ夜間は20度を下回ることがあるので、活動を促すためにヒーター ピタリ適温プラス1号 の上に置きます。 1回目は真上に乗せていたため温度が高すぎたかもしれないので、今回は少し横にずらしています。こんなので効果があるのか微妙ですが。 4/20 早速、側面に卵が見えました。やはり産卵木の効果でしょうか。それなら産卵木に産んだらいいのに…。よくわかりませんが、とにかく上手くいきそうです。 10日後くらいに割出しを行います。

さいたま市緑区でカブトムシの幼虫採集20200420

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緑区の公園にお邪魔しました。 浦和駅から3~4kmくらいでしょうか。かなり近いポイントになります。 雑木林というよりは広場に近く、竹がメインでクヌギやコナラはほとんどありません。 落ち葉や朽ち木などカブトムシの雰囲気を発するものも少なく、さすがにここはハズレかと思いながら歩いていると、切り株を発見します。多少朽ちてはいるものの、まだ不十分な雰囲気です。 と思っていたらカブトムシの幼虫の糞を発見。糞の量が少ないので微妙でしたが、掘ったら幼虫が1匹いました。 少し糞が混じっている。 充分に朽ちておらず固い根っこに必死に食いついておりました。養分が少ないためかサイズも小さめです。健気で涙を誘います。 近くに別の切り株がありました。ここも、ぱっと見わかりませんがよく見ると少し糞が落ちています。糞があるあたりは土が固くほとんど掘れないので、根っこに沿って掘ってみると幼虫がいました。 先ほどと同様に、必死に根っこを食しているように見えます。 よく見ると転がっている。 根っこの下にいました。 この切り株の反対側を見てみると、こちらには一目でわかるくらい糞が溜まっています。掘ってみると、切り株の側面にへばりついていました。 どれもサイズは小さめで、腐葉土や朽ち木が少ない公園で切り株をかじりながら細々と生息しているようでした。もともとこの公園に生息しているのか、どこかから逃げ出した親カブトムシがなんとか産めそうな場所を見つけたのか。 浦和区から近い採集ポイントではありますが、生息数が少なそうで毎年いるかは微妙な感じです。

さいたま市緑区でカブトムシの幼虫採集20200419

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さいたま市緑区はカブトムシの宝庫です。 本日は緑区を自転車でブラブラし、至る所でカブトムシの幼虫を発見できました。 緑区には田園風景が広がっています。 早速、畑の堆肥(?)でカブトムシの幼虫の糞を見つけます。 私有地なので手出しはしませんでしたが、間違いなくいるでしょう。 次に、道端に何故か落ちている朽ちた切り株でカブトムシの幼虫の糞を見つけます。 少し掘ると、1匹切り株に食い込んでいました。見ていませんが裏側や内部にもっと潜んでそうです。 道端に落ちている謎の切り株からも採集できるあたりが、カブトムシの宝庫たる所以です。 次に北浦和駅から3~4km程度の場所にある雑木林にやってきました。 とある木の根元に落ち葉がなく土が見えている場所があります。その部分をよく見てみるとカブトムシの幼虫の糞があります。こんなところに?と思いながら掘ってみると、1匹発見しました。 とある木 糞 1匹発見 そこから2mくらい離れたところでも同じように2匹発見できました。 確かに落ち葉で腐葉土っぽくなっているとはいえ、朽ち木もない場所に唐突に埋まっているあたりが、カブトムシの宝庫たる所以です。 おそらくですが、緑区は広大な田園地帯のおかげで相当数のカブトムシが繁殖していて飽和状態になっているため、いろんなところで発見できるのだと思います。