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オオクワガタ用のテラリウムを作ってみました。

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昨年からオオクワガタを飼っています。 産卵も無事成功したため以後は大型のケースで悠々自適な余生を過ごしてもらっているのですが、普通の鑑賞に飽きてきたのでテラリウムに挑戦してみることにしました。 なおクワガタのテラリウムをクワリウムとも言うらしいです。 従来の殺風景な飼育ケースがこちら。 用意したもの ・大型ケース ←ダイソーの500円タイプ ・背景 ←ダイソー ・ヤシガラチップ(ハスクチップ) ←ダイソー ・インテリアバーク ←ダイソー ・人工流木 ←ホームセンター ・人工植物 ←ホームセンター ポイント 管理が楽なことを優先します。 流木は、本物の木だとダニが発生するので人工物としました。 床材は、こちらも当初はダニ対策で無機物である魚用砂利にしたのですが、飼ってるうちに臭いがキツくなってきたのでヤシガラチップとインテリアバークの混合にしました。(消臭効果の程は不明) これまで気づきませんでしたが、ヤシガラチップやマットはクワガタの糞尿を吸収することで臭い対策になっていたのかもしれません。 手順 10分くらいでできました。 ダイソーのインテリアバークとヤシガラチップ ケースに背景を貼り、床材を投入 人工流木と人工植物を設置 手順はこれだけです。 飼育の様子 見た目は自然環境ぽくても、実際はほとんど無機物で構成されているのでオオクワガタが気に入ってくれるかは疑問ですが、しばらく様子を見ると取り敢えず普通に生活はしてくれました。 餌はゼリーです。 とある日の夜の様子 狙い通り、流木内で休憩してくれます。 総括 上手な方と比べると激しく素人くさいテラリウムですが、これでも子供は喜んでいたので良しとします。 予算は人工流木と人工植物が全部で3000円くらいした気がします。 他はダイソーで安価なのですが。 ニオイは、近くで嗅ぐと変な酸っぱい香りがします。 クワガタの糞尿か、ゼリーが腐敗した匂いだと思います。 ヤシガラチップを大量に投入すればマシになるかもしれません。

ニジイロクワガタのメスご逝去と産卵3回目

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ニジイロクワガタの飼育記録 の続きです。 前回、6/16に3回目の産卵セット投入を行いました。 翌日には底面に産卵を確認できたのですが、その後ニジイロクワガタのメスがお亡くなりになりました。 最後に生存を確認したのは6/19です。 この時点でほとんどの手脚が、何かしらの損傷をしております。 5月に購入して1.5ヶ月程度でこの状態になるのは普通ではない気はします。 といいつつ気にせず飼育セットに入れておくと、6/27に確認した時に死んでいました。 産卵については、5個確認できたのでプリンカップに放り込みました。 これにてニジイロクワガタの産卵は打ち止めとなりました。 1.5ヶ月で合計40個くらい産卵し、孵化しなかったのは10個くらいのイメージでしょうか。 メスが死亡した原因は不明です。 ・寿命である。 ・虚弱な個体であった。 ・産卵させすぎで過労死した。 ・マットを固めすぎたせいで掘るときに手脚が欠けて、動けなくなって餓死した。 思いつく限りではこんなところです。 オスは無事なのでこれからは本来の目的である観賞用として飼っていきます。

2月に採集したカブトムシの幼虫を無事羽化させました。

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2月に採集したカブトムシの幼虫が無事羽化しました。 以下の記録の続きです。 ホームセンターのクヌギマットでカブトムシ幼虫飼育 2/22に 大宮区で採集したカブトムシの幼虫 の飼育セットについてです。 一般に、カブトムシの幼虫は腐葉土系のマットで、クワガタの幼虫はクヌギマット(砕いたクヌギやコナラを発酵させたマット)で飼うと言われています。 しかしながら、我が家では入手性の都合でカブトムシの幼虫をク... 飼育方法は、採集した幼虫をホームセンターのマルカンくぬぎ昆虫マットに放り込んで、1週間1回霧吹きをしただけです。 元々成長しきった終令幼虫を採集したので、糞はあまり出ませんでした。 よってマット交換もしておりません。 5/10頃 幼虫が地上に出てきておりました。 正確な理由はわかりませんが、それまでと違った挙動なことから近々蛹になることを予感させます。 5/20頃 幼虫がケース底面で動かなくなります。前蛹と呼ばれる状態です。 ちなみにこれ以降霧吹きをしておりません。(それが正しいかは知りませんが) 5/25 蛹になりました。 6/17 蛹室が埋まっていたので動きだしたと判断。 羽化したてだと動かないはずなので、動けるということは体は固まっているはずです。 仮に多少未成熟でも観察するだけならいいだろうということで、掘ってみます。 子供はもうウキウキです。 元々4匹幼虫を飼っており、オス1匹、メス2匹を確認できました。 残り1匹はまだ蛹なのですが、ほぼ同時期に蛹になったことから、このまま羽化しない気がします。 サイズは小さめで、5cmくらいだと思います。 2月に採集した幼虫であり、マットの問題というよりはそれまで育った環境に栄養が少なかったことが理由かと思われます。 子供としてはこれから大きい成虫を採集しても入れ換えるつもりはないらしく、やはり幼虫から羽化させたこの個体に愛着を持っている様子です。 子供の意向優先なので、今季はこのカブトムシ成虫を飼育していきます。

ニジイロクワガタの幼虫飼育と産卵2回目

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ニジイロクワガタの飼育記録 の続きです。 前回取れた卵は大半が幼虫になったので、ダイソーの500mlボトルで多頭飼育しています。 マットはホームセンターのマルカンくぬぎ昆虫マットです。 側面から幼虫が見えます。 孵化していない卵が3個ほどあります。 きっともう孵化しないのでしょう。 正確には数えていませんが、13個くらい卵があった内の9個くらいが幼虫になっています。 このボトルだと9匹飼育するには狭いので、もう少し幼虫が大きくなったらまた引越しさせる予定です。 次に2回目の産卵セットの掘り出しです。 5/15〜6/13までの約1ヶ月、産卵兼飼育セットでオスメスを飼育していました。 期間中、基本的に交尾と産卵と食事を繰り返していた様子です。 ある日の様子 ケースを掘ってみると、約30個の卵と3匹の初令幼虫がいました。 さすが産卵一番です。 卵は全てカップに放り込みました。 さすがに入れすぎな気もするので、半数くらいが孵化した頃に別の容器に分けるつもりです。 丁度孵化する瞬間の幼虫がいました。 茶色い膜みたいなのが卵の殻です。 成虫は引き続き産卵兼飼育セットにて飼育します。 メスの体力が不安ですが、嫌なら産まなければいいだけなので、本人に任せます。 2日後、またケースの底に産卵を確認しました。 夏の間このループは続くのでしょうか…。 譲り先、売り先を考えないといけません。

オオクワガタの簡易産卵セットとトビムシ対策【オンハスク法】

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一般的にオオクワガタの産卵セットでは産卵木をマットに埋め込みます。 ここではインザマット法と呼ぶことにします。(産卵木 in the mat) 今回、ハスクチップの上に産卵木を置くだけの産卵セットを組んでみました。 これをオンハスク法と呼ぶことにします。(産卵木 on husk chips) 本記事はオンハスク法の実施記録です。 はじめに 一般的な産卵セット(インザマット)を組んでいて疑問に思うのが、埋め込みマットの意味です。 せっかく産卵木を埋め込んでもクワガタの動きで上に押し出されるようで、産卵終盤には表出しています。 before  →  after さらに、オオクワガタは 露出した材の上面で産卵 することまであります。 そうなると埋める意味あるの?という疑問が浮かびます。 また、インザマットで私が 毎回悩むのがトゲトビムシの発生 です。 害はないとは言え、見ていて気持ちいいものではありません。 トビムシは産卵木を好むためか毎回必ず発生していたのですが、ハスクチップで成虫を飼っているケースには発生しません。 そこでハスクチップの上に産卵木を置くことでトビムシを防ぎながら産卵させられないかと考え、試してみました。 オンハスク法のやり方 ハスクチップを深さ2〜3cmくらいに敷き、その上に加水した産卵木とゼリーを置きます。 加水時間はインザマットの時と同じで、数時間でいいでしょう。 オオクワガタはオスメスのペアを入れました。 要は、これまで成虫飼育していたケースに加水した産卵木を置いただけです。 今回は、ハスクはダイソー、産卵木は ドルクスオーナーズショップ のものを使いました。(ダイソーの産卵木は在庫切れ)    オンハスク法の実施記録 期間 最初はトライアルということで短期間にしました。 5/29 オンハスク法をセット 6/6  割り出し 結果 加水時間は私はいつも4時間程度にしているのですが、今回うっかり12時間も加水してしまい、かなり湿気を含んだ柔らかい産卵木になってしまいました。 オオクワガタがちょっと削るだけですぐに裂けてしまい、1週間でボロボロになっています。 ボロボロです。 割り出してみると… 変色した卵が2個出てきました。

カブクワの産卵セット飼育セットに湧く白い虫

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我が家ではカブトムシとクワガタを室内で飼っています。 気をつけないといけないのはコバエやダニなどの虫が湧くことです。 屋外よりは汚染されにくい一方で、もし大量発生したら大惨事です。 幸いなことに、約1年飼ってきてケース外にコバエやダニが侵食してくることはありませんでした。 それでも、ケース内にはよく見ると小さな虫が湧いています。 その中でも、 産卵木に大量に湧く白い虫 の不快度がダントツで高いです。 産卵木に湧く白い虫について トビムシの1種で、おそらくトゲトビムシ科の何かではないかと思います。 このような、一般的な産卵セットの産卵木に大量に発生します。 小さくてぱっと見は気づかないのですが、よく見るとこんな感じで結構な数が蠢いているのです。 接写するとこんな感じです。 大きさは約1mm。 光沢があるので動くとチラチラ光ります。 マットだけを詰めたケースにはいない(大量発生しない)ことから、産卵木を好むものと思われます。 産卵木で暮らしているようで、ケースの外に飛び出してくることは今のところありません。 再現性が高いのも厄介で、産卵木での産卵セットを組んだ時は確実に大量発生しています。 対策については、産卵木を熱湯につけたり日干ししても気づけば増殖しており、正直防げる気がしません。 産卵木に産卵させた後は、さっさと卵や幼虫を割り出してこいつらがいないマットに放り込んでいます。 それでも、少なくとも2週間から1か月弱は我慢しないといけないですし、できれば卵や初令幼虫での割り出しは控えたいので、あまり良い方策とは言えないです。 その他の虫について このようなハスクチップでの成虫飼育セットだと、目視できる範囲ではほとんど虫は湧きません。 それでもよく見ると小さい白い虫が確認できました。 トビムシとは違うようです。 ダニでしょうか。いずれにしても目視できる範囲では数が少ないので無視しています。 実際には目に見えないレベルでは様々な微生物の温床であると予想されますが、それを言い出すと人間の顔も同じなわけで、知覚できなければ無視するのがうちの方針です。 コバエ被害はいまのところありません。 もし発生しても、コバエシャッター付きケースである程度防げると思います。

ニジイロクワガタの産卵セットから卵を取り出しました。

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ニジイロクワガタの飼育記録 の続きです。 ニジイロクワガタの産卵セットから卵を掘り出しました。 前回はこちら。 ニジイロクワガタを購入して産卵一番で産卵セットを組みました。 以前の記事 の通りニジイロクワガタを購入しました。 写真は雄だけですが、ペアで買っています。 産卵セットで飼育開始 ただ飼っておくのもなんなので、産卵一番を6cmくらい固く詰めたケースにペアで放り込みます。これでうまくいけば産卵が期待できます。 ... 我が家ではこんな感じで産卵セット兼飼育セットでニジイロクワガタを飼育しています。 セット後2週間経っており、産卵していることは確認できていました。 できれば孵化して二令幼虫になるくらいまでそのままにしておきたいのですが、成虫に引っかかれたり潰されたりしたら困るので早めに取り出すことにしました。 産卵と飼育を一緒にしている弊害です。 ケースをひっくり返して注意深く掘って、10個くらい取り出しました。 まとめてプリンケースに入れて、マットをかぶせておきました。 密度が高いので孵化後しばらくしたらまた引っ越しします。  成虫はペアでケースに戻します。 マットは、また産卵してくれることを期待して、引き続き産卵一番を固く詰め直しています。 余談ですがメガブロックは隠れたり土を固めたりするのに活躍しています。 再セット翌日、早速側面に2個産み付けられておりました。早い。 ニジイロクワガタの産卵について、他のマットを試したわけではないですが産卵一番は間違いなさそうです。

オオクワガタの割り出しを行いました。

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オオクワガタの割り出しを行いました。 4/21に産卵セットを組んだという以下の記事の続きとなります。 マルカンくぬぎ昆虫マットとダイソー産卵木でオオクワガタ産卵セットを組みました 5/6 メスを退避させます。これくらい齧っていました。 表 反対側 5/13 前回記事で初期に採卵してケースの側面に見えるようにしていた卵が孵化しました。 わかりにくいですが、割れた卵と幼虫のお尻を撮影できました。 たぶんこれが孵化の1号です。 産卵セットを組んでから産卵までが数日、 産卵から孵化までの期間が2.5週間程度。 5/23 割り出しを行いました。 全て初令幼虫でした。もう少し大きくなってからの方が良かったのでしょうが…産卵材に小さな虫が湧いており、無害とは知りつつも早めにバラしてしまいたかったのです。 おそらく孵化して1時間程度の初令幼虫。頭が白いです。 初令幼虫を7匹ほど見つけることができました。 黒ずんで孵化できないと思われる卵も3個ほどありました。 初令幼虫たちはそのまま産卵セットのマルカンくぬぎ昆虫マットに埋めておきました。 このマットは粗いので初令幼虫は嫌うかもしれませんが、昨年コクワガタでも似たようなことをしたのでおそらく大丈夫かと…。 基本的に多頭飼育の方針です。1ヶ月後くらいに幼虫たちの成長確認とマット交換をする予定です。 おまけ。 スマホ用のマクロレンズを買ったので幼虫をアップで撮影してみました。 スマホ用マクロレンズ