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ニジイロクワガタのメスご逝去と産卵3回目

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ニジイロクワガタの飼育記録 の続きです。 前回、6/16に3回目の産卵セット投入を行いました。 翌日には底面に産卵を確認できたのですが、その後ニジイロクワガタのメスがお亡くなりになりました。 最後に生存を確認したのは6/19です。 この時点でほとんどの手脚が、何かしらの損傷をしております。 5月に購入して1.5ヶ月程度でこの状態になるのは普通ではない気はします。 といいつつ気にせず飼育セットに入れておくと、6/27に確認した時に死んでいました。 産卵については、5個確認できたのでプリンカップに放り込みました。 これにてニジイロクワガタの産卵は打ち止めとなりました。 1.5ヶ月で合計40個くらい産卵し、孵化しなかったのは10個くらいのイメージでしょうか。 メスが死亡した原因は不明です。 ・寿命である。 ・虚弱な個体であった。 ・産卵させすぎで過労死した。 ・マットを固めすぎたせいで掘るときに手脚が欠けて、動けなくなって餓死した。 思いつく限りではこんなところです。 オスは無事なのでこれからは本来の目的である観賞用として飼っていきます。

ニジイロクワガタの幼虫飼育と産卵2回目

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ニジイロクワガタの飼育記録 の続きです。 前回取れた卵は大半が幼虫になったので、ダイソーの500mlボトルで多頭飼育しています。 マットはホームセンターのマルカンくぬぎ昆虫マットです。 側面から幼虫が見えます。 孵化していない卵が3個ほどあります。 きっともう孵化しないのでしょう。 正確には数えていませんが、13個くらい卵があった内の9個くらいが幼虫になっています。 このボトルだと9匹飼育するには狭いので、もう少し幼虫が大きくなったらまた引越しさせる予定です。 次に2回目の産卵セットの掘り出しです。 5/15〜6/13までの約1ヶ月、産卵兼飼育セットでオスメスを飼育していました。 期間中、基本的に交尾と産卵と食事を繰り返していた様子です。 ある日の様子 ケースを掘ってみると、約30個の卵と3匹の初令幼虫がいました。 さすが産卵一番です。 卵は全てカップに放り込みました。 さすがに入れすぎな気もするので、半数くらいが孵化した頃に別の容器に分けるつもりです。 丁度孵化する瞬間の幼虫がいました。 茶色い膜みたいなのが卵の殻です。 成虫は引き続き産卵兼飼育セットにて飼育します。 メスの体力が不安ですが、嫌なら産まなければいいだけなので、本人に任せます。 2日後、またケースの底に産卵を確認しました。 夏の間このループは続くのでしょうか…。 譲り先、売り先を考えないといけません。

ニジイロクワガタの産卵セットから卵を取り出しました。

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ニジイロクワガタの飼育記録 の続きです。 ニジイロクワガタの産卵セットから卵を掘り出しました。 前回はこちら。 ニジイロクワガタを購入して産卵一番で産卵セットを組みました。 以前の記事 の通りニジイロクワガタを購入しました。 写真は雄だけですが、ペアで買っています。 産卵セットで飼育開始 ただ飼っておくのもなんなので、産卵一番を6cmくらい固く詰めたケースにペアで放り込みます。これでうまくいけば産卵が期待できます。 ... 我が家ではこんな感じで産卵セット兼飼育セットでニジイロクワガタを飼育しています。 セット後2週間経っており、産卵していることは確認できていました。 できれば孵化して二令幼虫になるくらいまでそのままにしておきたいのですが、成虫に引っかかれたり潰されたりしたら困るので早めに取り出すことにしました。 産卵と飼育を一緒にしている弊害です。 ケースをひっくり返して注意深く掘って、10個くらい取り出しました。 まとめてプリンケースに入れて、マットをかぶせておきました。 密度が高いので孵化後しばらくしたらまた引っ越しします。  成虫はペアでケースに戻します。 マットは、また産卵してくれることを期待して、引き続き産卵一番を固く詰め直しています。 余談ですがメガブロックは隠れたり土を固めたりするのに活躍しています。 再セット翌日、早速側面に2個産み付けられておりました。早い。 ニジイロクワガタの産卵について、他のマットを試したわけではないですが産卵一番は間違いなさそうです。

ニジイロクワガタの発色原理について、黄色と金色の違いから考えた雑記

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先日飼い始めた綺麗なニジイロクワガタを見ていて、ふとこの美しい色はどういう原理で発色されているのか気になりました。 ニジイロクワガタ    メタリックな緑色が特徴です。 なぜこんなにきれいなのか、普通の緑とこのピカピカの緑は何が違うのか。 そんなことを考えながら発色の仕組みについてダラダラ書いてみたのがこの雑記です。 *実物には赤や黄色も混じっていますがここではニジイロクワガタ=ピカピカ緑とします。 前提 光の波長と色 光には波長があります。 人間は、光の波長が変わると色が変わったように認識します。波長の変化により認識できる色は以下の通りです。 例えば、紫色の光の波長は約380nm、赤色の光の波長は約780nmです。 380nm                   〜                   780nm 図1 さて、光の波長変化により現れる色はこれがすべてなのですが、この中に白色や黒色はありません。 白色とは これらの 波長(色)が異なる光すべてが均等に混ざった光が白色 です。 日光は代表的な白色光です。太陽の色は白です。 ちなみに実際には、無限に近い数ある全て色を混合させなくても、代表的な色だけ混ぜれば、人間は白色と認識します。 黒色とは 白色とは逆に、どの光も含まれていないと黒と認識します。だから夜は暗いのです。 光の反射、吸収、透過 光が物体に当たった時、反射、吸収、透過します。 どれかではなくすべてが同時に起きますが、割合は違います。鏡は反射成分が多い、ガラスは透過成分が多い、などです。 エネルギーは保存されるので、反射成分が多いほど、吸収や透過成分は少ないということになります。 この前提に立つと、なぜ物体に色があるのかがわかってきます。 本題 レモンが黄色に、リンゴが赤色に見える理由 白色光は図1の全ての色が混在しています。 白色光が物体に入射すると、物性によって 色ごとに 反射、吸収、透過の仕方が異なります。 例えばレモンの場合だと、黄色の光は強く反射されて、他の光はあまり反射されず吸収されます。 これはレモンの皮を構成する物質の分子レベルの特性です。 人間の目は反射された光を捉えるので、レモンが黄色に見えます。 図2

ニジイロクワガタを購入して産卵一番で産卵セットを組みました。

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ニジイロクワガタの飼育記録 です。 以前の記事 の通りニジイロクワガタを購入しました。 写真は雄だけですが、ペアで買っています。 産卵セットで飼育開始 ただ飼っておくのもなんなので、産卵一番を6cmくらい固く詰めたケースにペアで放り込みます。これでうまくいけば産卵が期待できます。 隠れるところがないのでキッチンペーパーを置きました。 写真のものは産卵セット内の湿度でベチャベチャになったので、後ほど吸水性が低いものに取り換えました。 投入後30分ほどすると、きちんと意図を汲んでペーパーの下に隠れてくれています。 ペーパーをどかせて様子を見ると、交尾をしていました。早速ですか。 これで産卵の下準備はできたことになります。 余談ですが、産卵一番を固く詰めると、詰める前の半分くらいの体積になりました。 中型のケースに産卵一番を6cm詰めるのに、購入時の体積ベースで4Lくらい使用した気がします。 節約のためには小型ケースにメスだけ放り込むのでもよかったかもしれません。 一週間後、産卵確認 さて1週間後、産卵セットがうまく機能しているか確認のために、半分ほど掘り出しました。 すると楕円形の卵を発見。気に入ってくれたようです。 この後、4つほど発見します。とりあえずペットボトルの蓋に置きます。 このまま蓋に置いておこうかと思いましたが、乾燥が心配なので蓋つきのカップに4つとも投入することにします。 うち2つは側面において様子がわかるようにします。 ちなみにニジイロクワガタを傍に置いてこの作業をしていました。ふと見ると、また交尾していました。 この個体の性格なのか、すぐに交尾する種族なのかはわかりません。 一度交尾させたら以後は体力低下を防ぐためにオスメスを分けて飼育することもあるようですが、我が家ではこのまま同居させます。 末永くお幸せに生きていくことでしょう。 掘り出したマットを再度固く詰めて産卵セットにして、ニジイロクワガタを投入し、今度は3週間くらい置いておくことにします。 まとめ ・ニジイロクワガタは同居後30分で交尾しました。 ・その後1週間で少なくとも4個卵を産みました。 ・産卵セットは産卵一番を深さ6cm程度に固く詰めました。