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6月, 2020の投稿を表示しています

ニジイロクワガタのメスご逝去と産卵3回目

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ニジイロクワガタの飼育記録 の続きです。 前回、6/16に3回目の産卵セット投入を行いました。 翌日には底面に産卵を確認できたのですが、その後ニジイロクワガタのメスがお亡くなりになりました。 最後に生存を確認したのは6/19です。 この時点でほとんどの手脚が、何かしらの損傷をしております。 5月に購入して1.5ヶ月程度でこの状態になるのは普通ではない気はします。 といいつつ気にせず飼育セットに入れておくと、6/27に確認した時に死んでいました。 産卵については、5個確認できたのでプリンカップに放り込みました。 これにてニジイロクワガタの産卵は打ち止めとなりました。 1.5ヶ月で合計40個くらい産卵し、孵化しなかったのは10個くらいのイメージでしょうか。 メスが死亡した原因は不明です。 ・寿命である。 ・虚弱な個体であった。 ・産卵させすぎで過労死した。 ・マットを固めすぎたせいで掘るときに手脚が欠けて、動けなくなって餓死した。 思いつく限りではこんなところです。 オスは無事なのでこれからは本来の目的である観賞用として飼っていきます。

2月に採集したカブトムシの幼虫を無事羽化させました。

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2月に採集したカブトムシの幼虫が無事羽化しました。 以下の記録の続きです。 ホームセンターのクヌギマットでカブトムシ幼虫飼育 2/22に 大宮区で採集したカブトムシの幼虫 の飼育セットについてです。 一般に、カブトムシの幼虫は腐葉土系のマットで、クワガタの幼虫はクヌギマット(砕いたクヌギやコナラを発酵させたマット)で飼うと言われています。 しかしながら、我が家では入手性の都合でカブトムシの幼虫をク... 飼育方法は、採集した幼虫をホームセンターのマルカンくぬぎ昆虫マットに放り込んで、1週間1回霧吹きをしただけです。 元々成長しきった終令幼虫を採集したので、糞はあまり出ませんでした。 よってマット交換もしておりません。 5/10頃 幼虫が地上に出てきておりました。 正確な理由はわかりませんが、それまでと違った挙動なことから近々蛹になることを予感させます。 5/20頃 幼虫がケース底面で動かなくなります。前蛹と呼ばれる状態です。 ちなみにこれ以降霧吹きをしておりません。(それが正しいかは知りませんが) 5/25 蛹になりました。 6/17 蛹室が埋まっていたので動きだしたと判断。 羽化したてだと動かないはずなので、動けるということは体は固まっているはずです。 仮に多少未成熟でも観察するだけならいいだろうということで、掘ってみます。 子供はもうウキウキです。 元々4匹幼虫を飼っており、オス1匹、メス2匹を確認できました。 残り1匹はまだ蛹なのですが、ほぼ同時期に蛹になったことから、このまま羽化しない気がします。 サイズは小さめで、5cmくらいだと思います。 2月に採集した幼虫であり、マットの問題というよりはそれまで育った環境に栄養が少なかったことが理由かと思われます。 子供としてはこれから大きい成虫を採集しても入れ換えるつもりはないらしく、やはり幼虫から羽化させたこの個体に愛着を持っている様子です。 子供の意向優先なので、今季はこのカブトムシ成虫を飼育していきます。

ニジイロクワガタの幼虫飼育と産卵2回目

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ニジイロクワガタの飼育記録 の続きです。 前回取れた卵は大半が幼虫になったので、ダイソーの500mlボトルで多頭飼育しています。 マットはホームセンターのマルカンくぬぎ昆虫マットです。 側面から幼虫が見えます。 孵化していない卵が3個ほどあります。 きっともう孵化しないのでしょう。 正確には数えていませんが、13個くらい卵があった内の9個くらいが幼虫になっています。 このボトルだと9匹飼育するには狭いので、もう少し幼虫が大きくなったらまた引越しさせる予定です。 次に2回目の産卵セットの掘り出しです。 5/15〜6/13までの約1ヶ月、産卵兼飼育セットでオスメスを飼育していました。 期間中、基本的に交尾と産卵と食事を繰り返していた様子です。 ある日の様子 ケースを掘ってみると、約30個の卵と3匹の初令幼虫がいました。 さすが産卵一番です。 卵は全てカップに放り込みました。 さすがに入れすぎな気もするので、半数くらいが孵化した頃に別の容器に分けるつもりです。 丁度孵化する瞬間の幼虫がいました。 茶色い膜みたいなのが卵の殻です。 成虫は引き続き産卵兼飼育セットにて飼育します。 メスの体力が不安ですが、嫌なら産まなければいいだけなので、本人に任せます。 2日後、またケースの底に産卵を確認しました。 夏の間このループは続くのでしょうか…。 譲り先、売り先を考えないといけません。

オオクワガタの簡易産卵セットとトビムシ対策【オンハスク法】

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一般的にオオクワガタの産卵セットでは産卵木をマットに埋め込みます。 ここではインザマット法と呼ぶことにします。(産卵木 in the mat) 今回、ハスクチップの上に産卵木を置くだけの産卵セットを組んでみました。 これをオンハスク法と呼ぶことにします。(産卵木 on husk chips) 本記事はオンハスク法の実施記録です。 はじめに 一般的な産卵セット(インザマット)を組んでいて疑問に思うのが、埋め込みマットの意味です。 せっかく産卵木を埋め込んでもクワガタの動きで上に押し出されるようで、産卵終盤には表出しています。 before  →  after さらに、オオクワガタは 露出した材の上面で産卵 することまであります。 そうなると埋める意味あるの?という疑問が浮かびます。 また、インザマットで私が 毎回悩むのがトゲトビムシの発生 です。 害はないとは言え、見ていて気持ちいいものではありません。 トビムシは産卵木を好むためか毎回必ず発生していたのですが、ハスクチップで成虫を飼っているケースには発生しません。 そこでハスクチップの上に産卵木を置くことでトビムシを防ぎながら産卵させられないかと考え、試してみました。 オンハスク法のやり方 ハスクチップを深さ2〜3cmくらいに敷き、その上に加水した産卵木とゼリーを置きます。 加水時間はインザマットの時と同じで、数時間でいいでしょう。 オオクワガタはオスメスのペアを入れました。 要は、これまで成虫飼育していたケースに加水した産卵木を置いただけです。 今回は、ハスクはダイソー、産卵木は ドルクスオーナーズショップ のものを使いました。(ダイソーの産卵木は在庫切れ)    オンハスク法の実施記録 期間 最初はトライアルということで短期間にしました。 5/29 オンハスク法をセット 6/6  割り出し 結果 加水時間は私はいつも4時間程度にしているのですが、今回うっかり12時間も加水してしまい、かなり湿気を含んだ柔らかい産卵木になってしまいました。 オオクワガタがちょっと削るだけですぐに裂けてしまい、1週間でボロボロになっています。 ボロボロです。 割り出してみると… 変色した卵が2個出てきました。

社内の採集ポイント20200609

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しばらく在宅勤務をしていたのですが、本日2ヶ月ぶりに出社することになりました。 早速社内の採集ポイントを見に行きました。 (過去の記録は こちら 。) 長さ1.2kmくらいの社内の遊歩道を歩きます。 こんな雰囲気です。 ちなみに、歩道以外の場所にガサガサ進入することは安全上NGという社内ルールです。 よって歩道沿いのクヌギ、コナラをチェックします。 前回と違って、いくつかのクヌギ(?)から樹液が出てきていました これだけ樹液が出ていると何かしらのカブクワがくっ付いていてもいいのに、カナブンすらいません。 まだ季節が早いのかも…。 夜に来てみたいところですが夜間は立ち入り禁止です。 しばらく歩くと、クワガタが好みそうな樹皮のクヌギを見つけました。 ここにはさすがに何かしらいるだろうと、樹皮の裏を確認すると… コクワガタが3匹くらい隠れていました。 オス メス たかがコクワガタとはいえ、社内でクワガタ観察できることに幸せを感じます。 同じようなクヌギが他にもありました。 ここは樹液がわずかしか出ていませんでしたが、コクワガタのオスが隠れていました。 写真を撮る前に奥に逃げてしまいましたが。 冬場にこの社内遊歩道を見つけてから3度目の訪問で、ようやくクワガタの成虫を観察できました。 7月に来るとまた違ったカブクワが見られるかもしれません。 楽しみです。

さいたま市桜区の採集ポイント探し20200607

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さいたま市桜区での新規採集ポイント探しの活動記録です。 とある住宅街の中でクヌギとコナラが茂るポイントを見つけました。 いい雰囲気です。 雰囲気はいいのですが、樹液は見つけられず。 立ち入り禁止エリアにあるクヌギ周辺で蝶が舞っていたので、そこからは出ていたのかもしれません。 内部にはこのような落ち葉置き場がありました。 見るからにカブトムシの幼虫が潜んでいそうです。 丁度管理組合の方が来られたので話を聞いてみると、やはりこの中にはカブトムシの幼虫が生息しているようです。 ただし、許可なく掘るのはNGとのこと。 羽化した成虫はいろんなところに飛んでいくけど、また戻ってきてここに産卵するそうです。 周辺で一番クヌギがあるのはここなのに、どこに飛んでいくのかは謎です。 その後、散策中にカブトムシの死骸を発見。 樹液ポイントがないので採集には向いてませんが、また新たなカブトムシの生息ポイントを確認できました。

さいたま市北区でカブトムシ採集20200606

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本日はさいたま市の北区に遠征しました。 手入れされた、いい感じの雑木林があります。 3haくらいあるかもしれません。結構広いです。 昆虫のために意図的に倒木を置いているようです。 この環境がある時点でカブトムシ、コクワガタ、ノコギリクワガタは間違いなくいるでしょう。 歩いていると樹液の匂いがしました。 あたりを見回すと蝶がヒラヒラ舞っている木を見つけたので、近寄ってみるとカブトムシのペアがいました。 今季初の成虫採集です。 メスは樹液を吸っているのですが、オスは何をやっているのか不明です。求愛行動? 捕まえて記念撮影して、リリースします。 カブトムシは昨年に見飽きるほど見ていますが、久しぶりに見るとかっこいい。 子供と共にテンション上がっていました。 記念撮影 こちらのクヌギ(?)からも樹液が出ており、くぼみにはコクワガタ♂が隠れていました。 撮影する前に奥に逃げられてしまいましたが。 こちらのクヌギ(?)は根元が洞窟みたいになっておりカブトムシの幼虫の糞が確認できました。 幼虫の糞 他にも数本の樹で樹液を確認できましたが、カブクワは付いていませんでした。 樹液量も多いとは言えません。 7月になる頃に樹液もカブクワも増えてくるものと思われます。 採集しやすく良いポイントでした。