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オオクワガタとコクワガタを一緒に飼育したら共食いされました。

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この記事 で書いていたコクワガタが羽化しました。 合計で11匹の幼虫がおり、ヒーターで促成栽培した4匹のうち、3匹が羽化しました。 コクワガタをたくさん飼うつもりはないので、いずれ逃がすまで一時的にオオクワガタのケースで同居させることにしました。 我が家のオオクワガタは特別待遇でダイソー大型ケースで飼育しており、スペースには余裕があります。 ゼリーを2個入れておけば無用なケンカはしないだろうと思っていました。 ところが、翌日ケースを覗いてみると、オオクワガタのメスがコクワガタのオスに噛み付いています。 小競り合いか?と思って引き離してみると、腹部を破壊して体液を舐めている…。 食べかすを口につけて獲物を待ち構えるように佇むオオクワガタの様子が、もはや肉食生物のそれです。 コクワガタ愛が強い 長男はドン引きして、オオクワガタ逃すとか言っています。それはない。 他の2匹を掘り出してみると、コクワガタのメスにも噛み跡っぽいものが付いていました。どうやらオオクワガタが凶暴化しているようです。 捕食されたコクワガタはもうそのまま糧になってもらうとして、残りの2匹は別のケースに避難させました。 噛み跡のようなもの クワガタのメスは産卵で体力を使うので共食いで栄養を補充することがあると聞いたことはありました。 今回のオオクワガタメスは 産卵セット から引き上げて10日くらい経つことと、ゼリーを2個も配置していたことから、そんなに栄養には困っていないだろうと思っていましたが、間違いでした。 なんでもかんでも個別飼育にしていると飼育スペースがなくなるので、これからもできるだけ一緒に多頭飼育していくつもりですが、少なくとも産卵期のメスとは離すようにします。

オキナワネブトクワガタ幼虫を飼育しています。

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オキナワネブトクワガタの幼虫を飼っています。 3月に南浦和のドルクスグッズさんで300円で売っていたので2匹購入しました。 正直安かったから買っただけで、私はネブトクワガタ飼育ノウハウは持っておりません。取り敢えず、購入時のマットのままなら死にはしないだろうということで、そのままにしていました。 3月の購入以降、2ヶ月ほど買ったままのプリンカップで放置してしました。 確認すると、どうやら無事生きているようです。 今回は引越しさせてみることにします。 微粒子マットを好むと聞きましたが、購入時には割と粗いマットに入れられており、普通に生存しています。 また、他のクワガタの飼育後のマットの方が良いという噂があったため、コクワガタの幼虫飼育に使っていたマットを再利用することにしました。元のマットはホームセンターのマルカンクヌギマットです。 まず、カップ状の容器を用意し、容器の底100mlくらいはコクワガタ幼虫飼育後のマルカンクヌギマットを入れます。 その上から、購入時のマットと共に幼虫2匹を投入します。 面倒なので多頭飼育です。 こうすれば、マルカンクヌギマットを気に入れば底まで潜るでしょうし、気に入らなければ元のマットにいればよいです。 粗さは同じくらいなので、気にいることを願います。 完成 3月に孵化して、最短で半年後に成虫になるらしいので、このまま室内常温でしばらく放置することにします。

ニジイロクワガタを購入して産卵一番で産卵セットを組みました。

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ニジイロクワガタの飼育記録 です。 以前の記事 の通りニジイロクワガタを購入しました。 写真は雄だけですが、ペアで買っています。 産卵セットで飼育開始 ただ飼っておくのもなんなので、産卵一番を6cmくらい固く詰めたケースにペアで放り込みます。これでうまくいけば産卵が期待できます。 隠れるところがないのでキッチンペーパーを置きました。 写真のものは産卵セット内の湿度でベチャベチャになったので、後ほど吸水性が低いものに取り換えました。 投入後30分ほどすると、きちんと意図を汲んでペーパーの下に隠れてくれています。 ペーパーをどかせて様子を見ると、交尾をしていました。早速ですか。 これで産卵の下準備はできたことになります。 余談ですが、産卵一番を固く詰めると、詰める前の半分くらいの体積になりました。 中型のケースに産卵一番を6cm詰めるのに、購入時の体積ベースで4Lくらい使用した気がします。 節約のためには小型ケースにメスだけ放り込むのでもよかったかもしれません。 一週間後、産卵確認 さて1週間後、産卵セットがうまく機能しているか確認のために、半分ほど掘り出しました。 すると楕円形の卵を発見。気に入ってくれたようです。 この後、4つほど発見します。とりあえずペットボトルの蓋に置きます。 このまま蓋に置いておこうかと思いましたが、乾燥が心配なので蓋つきのカップに4つとも投入することにします。 うち2つは側面において様子がわかるようにします。 ちなみにニジイロクワガタを傍に置いてこの作業をしていました。ふと見ると、また交尾していました。 この個体の性格なのか、すぐに交尾する種族なのかはわかりません。 一度交尾させたら以後は体力低下を防ぐためにオスメスを分けて飼育することもあるようですが、我が家ではこのまま同居させます。 末永くお幸せに生きていくことでしょう。 掘り出したマットを再度固く詰めて産卵セットにして、ニジイロクワガタを投入し、今度は3週間くらい置いておくことにします。 まとめ ・ニジイロクワガタは同居後30分で交尾しました。 ・その後1週間で少なくとも4個卵を産みました。 ・産卵セットは産卵一番を深さ6cm程度に固く詰めました。

オオクワガタの産卵動画を撮影しました

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先日、オオクワガタがなぜか16時頃に産卵材の表側で産卵を始めたので、産卵シーンの動画を撮影できました。 残念ながら卵管や卵そのものは見えませんが、全体の流れを追うことはできました。 以下は動画のキャプチャを使って時系列でまとめています。 15:45-16:20頃 材を削っていました。 16:20頃 身体を回転させて削ったところにお尻を持っていきます。 この姿勢で20秒くらい静止。この時に産卵していたのかもしれません。 16:20-16:35頃 後ろ足をモゾモゾと動かしています。産卵した場所を削りカスで埋めていると思われます。この後姿勢を変えて前足でも同じようなことをしており、それとの違いはわかりません。 16:35頃 再び身体を回転させます。 16:35-17:00頃 顎で手前の材を削って産卵場所に持っていき、前足をモゾモゾ動かして卵を埋めています。 顎で削りカスを移動させる。 前足で詰める。 これは横から見たところです。前足は閉じられており、埋める作業をしていることがわかります。 後半になると手前の部分も随分削られてきました。 17:00以降はお風呂に行ったので撮影していませんが、17:45頃には撤収していました。 産卵された場所はこのようになっていました。 まとめ 所要時間は合計で2時間程度でした。 そのうち大半が材への穴あけと埋め戻しであり、正味の産卵時間は1分あるかないかだと思います。 以上です。なかなかの貴重映像が撮れました。

マルカンくぬぎ昆虫マットとダイソー産卵木でオオクワガタ産卵セットを組みました

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昨年の7月頃に購入したオオクワガタが無事越冬したので、産卵セットを組みました。オオクワガタのブリード初挑戦です。 オオクワガタのブリードは簡単だと言われているので、昨年コクワガタを産卵させたものと同じセットとします。 温度管理はしていません。室内常温です。 4/21 ダイソーの産卵木 を2時間ほど加水し、15分くらい乾かした後、ホームセンターの マルカンくぬぎ昆虫マット に埋め込みました。 このマットはかなり目が粗いため好まない種族もいるようですが、コクワガタが産卵したからオオクワガタもするだろうという判断です。 産卵材の表皮は堅くて素手で剥けなかったので、一部だけ剥いて後はそのままにしています。 4/28 1週間後、いい感じに削ってくれています。表皮はオオクワガタが剥いてました。 裏側。削られています。 方針としては幼虫に負担をかけないためにしばらくは割り出しを行わないことにしていますが、きちんと産卵をしているか確認するために一部割り出すことにします。 すぐに2個の卵を発見しました。ひと安心です。 すぐに見つかり材の損傷が最低限で済んだので、引き続きこの材を置いておきます。 2個の卵は成虫に食われることを防ぐために避難させます。といってもどこに避難させたらいいのかわからないので、ケースの側面に見える形で埋めておきました。 こんなんでいいのかな。 この後の予定は、約10日後にメスを産卵セットから引き上げ、さらに10日後に割り出しすることにします。

産卵一番でタウルスヒラタクワガタの産卵セットを組みました

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我が家ではタウルスヒラタクワガタを飼っています。基本的に外国産は飼育対象外の方針なのですが、これは安かったことと飼育が容易らしいことから購入しました。 昨夏に購入し、今のところは国産と同じ飼育方法で問題なく生きております。越冬時の記録は こちら 。 昨年、ダイソーの産卵木とホームセンターのマルカン バイオ育成クワガタ虫マット で産卵セットを組んだところ、産卵してくれませんでした。 バイオ育成クワガタ虫マット は砕いたクヌギのようなイメージで粒度が粗いことが原因かもしれません。 越冬後のこの春、ヒラタ系は微粒子系のマットを好むと聞いたので、フォーテック 産卵一番 を購入し再チャレンジしました。 本ブログの趣旨としてできるだけダイソーかホームセンター品で済ませたかったので、そこは残念です。 1回目 産卵一番をプラレールくらいの高さに詰めたセットを組みました。が、試しに10日後に掘り出してみても1個も産卵されていませんでした。 産卵木がないからかな?ということで、産卵木を用意します。 2回目 4/16 昨年買っておいたダイソーの産卵木を1時間ほど加水した後に投入します。 まだ夜間は20度を下回ることがあるので、活動を促すためにヒーター ピタリ適温プラス1号 の上に置きます。 1回目は真上に乗せていたため温度が高すぎたかもしれないので、今回は少し横にずらしています。こんなので効果があるのか微妙ですが。 4/20 早速、側面に卵が見えました。やはり産卵木の効果でしょうか。それなら産卵木に産んだらいいのに…。よくわかりませんが、とにかく上手くいきそうです。 10日後くらいに割出しを行います。

ヒーター「ピタリ適温プラス1号」による温度調整でコクワガタの蛹化を促進

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本ブログのカブクワ飼育では温度管理を行わないことにしていたのですが、ハムスターのために購入したヒーターである ピタリ適温プラス1号 が余ったので、カブクワ用に転用してみることにしました。 基本的に手をかけない、ほぼ放置スタイルを目指します。まずはコクワガタの幼虫飼育において効果があるか試してみました。 ちなみに消費電力は7Wなので、電気代は1日6円くらいのはずです。 ヒーター設置前の状況 2019年の夏にコクワガタが産卵し、2つのケースに分けて飼育していました。 マットはいずれもマルカンの バイオ育成クワガタ虫マット です。 幼虫たちは秋には三齢幼虫になって、冬には活動を停止してケースの底の方でじっとしていました。 ケース1 幼虫が4匹入っています。一般的な飼育用ケースです。  ケース2 ダイソーで調達した適当なケースです。昆虫用よりも安価で容量が大きいため採用しました。 蓋にロックがないのでガムテープで固定(見た目が悪い) 通気口 ヒーター設置 3/8、ヒーターを設置します。 空いている棚にピタリ適温プラス1号を置いて、その上にケース1を置きます。 水分を飛びにくくするためにケース上側の隙間の8割ほどをサランラップでカバーします。 ちなみに、ピタリ適温プラスにケース底面が密着するのはNGのようです。ケース1は底面の四隅に脚がついているので密着はしておりません。 それでもケースの底面はきちんと暖かくなります。触ると熱を感じるので、人間の体温くらいにはなっていそうです。 ヒーターの影響の比較のために、ケース2も並べました。 サランラップ(見た目が悪い) この状態で放置してみます。 温度計は、この配置でどの程度正確に計測できているのかわかりませんが常時20〜23℃くらいを指していました。 ヒーター設置後 3/29、4匹中2匹が蛹になっていることを確認しました。 ヒーターがないケース2の方に蛹は見られません。 この結果により、ピタリ適温プラス1号の上にケースを乗せるだけで冬場でも活動しやすくなることがわかりました。これから他の種でも試してみます。

ホームセンターのクヌギマットでカブトムシ幼虫飼育

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2/22に 大宮区で採集したカブトムシの幼虫 の飼育セットについてです。 一般に、カブトムシの幼虫は腐葉土系のマットで、クワガタの幼虫はクヌギマット(砕いたクヌギやコナラを発酵させたマット)で飼うと言われています。 しかしながら、我が家では入手性の都合でカブトムシの幼虫をクヌギマットで飼育することにしました。 採集後 最初からクヌギマットで飼育したかったわけではありません。 幼虫を採集して帰宅後に確認すると、ホームセンターで購入したクヌギ系のマットであるマルカン バイオ育成クワガタ虫マット しかなかったことが発端です。 クワガタ用クヌギマット パッケージにはクワガタ用としか書いておりませんが、カブトムシの幼虫は朽木や切り株の中にいることもあるため、クヌギマットでも問題ないだろうということで、取り敢えずこれを使用します。 投入 マットを湿らせてから5cmほどの深さにします。幼虫たちはすぐに潜って行きました。 それでも少し不安だったので、念のため腐葉土系のマットを購入してこのクヌギマットに混ぜ込もうと考え、買い物に走ります。 ダイソーのカブトムシ育成マットについて 早速ダイソーに向かい、 カブトムシ育成マット を購入します。 ところがこのマット、開封してみると何やら臭いです。  ネットでは臭いという評判と、問題ないという評判が両方見られます。 ロット差があるのかもしれません。 いずれにせよリビングに置けないため、我が家ではNG判定です。 仕方がないので今度はホームセンターに向かいます。 マルカンくぬぎ昆虫マットについて ホームズにてマルカンの くぬぎ昆虫マット を購入しました。 パッケージにカブトムシ幼虫用と明記してありますが、このマットも腐葉土ではなくクヌギマットでした。 バイオ育成クワガタ虫マットと質は同等なのかもしれません。 これを先ほどのケースに追加投入します。当初予定とは異なり、腐葉土系ではなくクヌギマットで幼虫を飼育することになりました。 その後 室内常温で飼育して約60日程経ちました。 糞をたくさんして元気におり、このまま順調に育ちそうです。 浅いと蛹になりにくいかもしれないので、注ぎ足しています。 注ぎ足した分