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冬場のクワガタ室内飼育の状況

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我が家のクワガタの冬場の記録です。 コクワガタの成虫ペアと幼虫10匹、オオクワガタの成虫ペア、タウロスヒラタクワガタの成虫ペアを飼育しています。 リビングで飼っており、室温は10〜20℃程度です。 霧吹きを週に1回くらい、ゼリー交換を2週間に1回くらいの頻度でしています。 完全に越冬させるならもっと低い温度環境の方がいいと聞いたことはありますが、寒い場所は世話する気がなくなるのでリビング飼いとしています。 コクワガタ成虫の室内越冬 10月〜11月 夏場は毎晩歩き回っていましたが、秋になると夜になってもケース内を歩き回ることが減ってきます。 数日に1回ゼリーを食べるだけの様子です。 12月〜1月 夜間でも基本的に出てきません。じっと止まり木の下に隠れています。 ただ、夜間に3週間に1回くらいの頻度でゼリーを食べている姿を目撃しました。電灯を付けると驚いて隠れてしまいます。 1月19日、何故かオスメス共に昼間からケース内を歩き回っていました。暖かい日ではなく、むしろみぞれが降るくらい寒かったです。 歩き回るコクワガタ その後は隠れていましたが、1月21日の朝もまたケース内を歩き回っていました。 1月になってこれまでと違ったパターンの行動をするのは謎ですが、気にせずこのまま飼い続けることにします。 1月末 オスメスとも死んでいるのを確認しました。 歩き回っていたのは餌を探していたのかもしれません。ゼリーはありましたが水分が乾いて少し固くなってたので食べられなかった可能性があります。 または、寿命でしょうか。冬場に寿命を迎えることはあるのでしょうか。捕獲した個体なので何歳なのかもわかりません。 とにかくコクワガタの成虫はここまでです。 コクワガタ幼虫の室内越冬 10月〜11月 観察しにくいので印象ですが、夏場と変わらずマットを食べ回っている様子です。 8月頃に孵化したので既に3齢に達しています。 12月〜2月 目に見えて活動を停止します。初めは蛹になるのかと思いましたが違うようです。 ケースの底面か側面でジッとしています。近くで見ると足をもぞもぞ動かすので死んでいるわけではない様子。 この状態から動きません。 3月~4月 ちょっと実験でピタリ適

飼育中のカブトムシ、クワガタをネットワークカメラで夜に観察

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カブトムシ、クワガタは夜行性なので、昼間はじっとしていますし夜になっても部屋の電気が付いていると活動してくれません。せっかく飼育していても観察が面白くないという欠点があります。 しかしこのご時世、赤外線付きのネットワークカメラを使えば、電灯でカブクワを刺激することなく自分は布団の中にいながらスマホで観察することができます。 赤外線付きネットワークカメラとは 私はこのカメラを使用しました。 これにより夜間に遠隔でカブトムシ、クワガタの様子をスマホで見ることが可能になりました。 wifi接続だと数日に1回くらいの頻度で接続が切れたので、カメラ側は有線の方が安定します。 こんなイメージです。 スマホ ←(無線LAN)→ ルーター ←(有線LAN)→ 赤外線カメラ 赤外線カメラの画質 暗闇では白黒になりますが、充分観察できる画質です。 サンプル画像は以下の通りです。今は冬なので撮影のためにコクワガタに無理やり出てきて貰いました。 部屋が明るい時の画質 部屋を暗くした時の画質 その1 部屋を暗くした時の画質 その2 夜間観察の時間帯 我が家ではカブクワをリビングで飼育しており、毎日20時頃に消灯し寝室からスマホで観察しました。個体ごとの性格はあるにせよ、大体以下のような行動が観察できました。 カブトムシ、ノコギリクワガタ、コクワガタ 20時半頃から動き出します。 昼間ではあまり見られない活発さでケースの中を歩き回ります。終始ゼリーにへばりついているだけかと思っていたら意外に動きがあって面白いです。それでも、歩き回るだけなので結局すぐ観察に飽きますが。 オオクワガタ さすがに慎重で、すぐには動き出しません。22時頃から活動するイメージです。 そんなに歩き回らず、ゼリーにへばりついていることが多かったです。 以上

さいたま市周辺のおすすめカブクワ販売場所

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我が家ではオオクワガタとタウルスヒラタクワガタを飼っています。 さいたま市でこれらを採集することはほぼ不可能なので、購入する必要があります。 私が2019年に購入実績がある、さいたま市近辺のカブトムシ、クワガタ販売場所は以下です。 さいたま市周辺の昆虫ショップ ドルクスグッズ 住所 埼玉県さいたま市南区白幡3-4-8 URL  http://www.dgoods.jp/ 浦和区民には最もおすすめです。自転車で行けます。他の昆虫ショップに行く時間と費用を考えたら、ここで購入するのがコスパが高いです。 カブトムシやノコギリクワガタのような普通種も数百円で売られていました。 クワカブランド 住所 埼玉県朝霞市本町1-2-26 WJ-A1ビル301 URL なし 朝霞なのでさいたま市から一時間弱です。業界では有名店のようです。親切な店長さん曰く、オオクワガタを日本一安く販売しているとのことです。 外に看板がないのでわかりなくいですが、このビルです。 オオクワガタペアを2800円くらいで購入しました。 ホームセンターでの購入について ホームセンターでの成虫購入はおすすめしません。 これは個人的な経験談です。 ホームセンターでのカブトムシ、クワガタの購入はおすすめしません。 2019年5月26日、さいたま市緑区にある某ビ●ホーム浦和さ●ど店でカブトムシのオスが800円の3割引で売られていました。その時は採集に関心がなかったので、子供のためにと購入しました。 ハエトリグサと一緒に買いました。 翌朝、なんとカブトムシは死んでいました。 これにはさすがに驚きました。同時に、翌日死ぬレベルのカブトムシを見極めて3割引で釣って販売するという商売上手さが笑えました。 ただの不運かもしれません。写真の通り、特別劣悪な環境で飼われていたようにも見えません。それでも、私はもうホームセンターでは買いません。 なお、これに懲りて自力採集を開始したのが本ブログの起点となっています。 ホームセンターで購入すべきものは ホームセンターではケースやゼリーも買えますが、ダイソーと比べて数倍高いです。そんなホームセンターですが、私が購入しているものが一つだけあ

さいたま市でカブトムシ幼虫探し20200104

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さいたま市西区の某公園でカブトムシの幼虫を探しました。そして空振りに終わりました。 この公園、結構広い公園なのですが構内にはクヌギやコナラはほぼありませんでした。しかしながら公園の外にはクヌギ(と思われる木)の林があり、周辺にカブクワが生息していると思われます。 今回狙うのはクヌギではなく、落ち葉の堆積場です。そのため管理されてそうな公園を選びました。 フェンス手前が公園。奥が雑木林。 ところが公園をざっと歩いても落ち葉の堆積場が見つかりません。適宜そのへんにまとめて置かれているものの、1箇所にまとめられてはいませんでした。そのため腐葉土もほとんどありません。 また、針葉樹の割合が結構高いことから、落ち葉の質も良くなさそうです。 少し歩いていると、掘られた切り株(と思われる穴)を見つけます。 原型を留めていませんがたぶん切り株です。 切り株にはカブトムシ幼虫が棲むというのでこの穴を掘ってみると、カブトムシの幼虫の糞(と思われる物体)が出てきました。 しばらく周辺を掘ってみましたが、幼虫は出てきませんでした…。 この後、周辺に同じような切り株がないか探しました。切り株はいくつかありましたが、針葉樹のものだったり、固くてスコップでは掘れないものだったりで、成果はありませんでした。 別の公園でも糞を見つけたのに幼虫を見つけられなかったので、いくつか仮説を立ててみました。 1.幼虫の糞は年を跨いで残る。糞があっても今年幼虫がいるとは限らない。 2.切り株や少量の腐葉土ポイントでは、毎年産卵されるとは限らない。 3.逆に、毎年新しい腐葉土が大量に供給されるポイントには毎年高い確率で幼虫がいる。 ということで、雑木林の自然堆積落ち葉や切り株を探すよりも、人が落ち葉を集めている公園を探す方が確率が高いと考えております。 あといくつ公園を回れば見つけられるのでしょうか。

さいたま市でカブトムシ幼虫探し20191231

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前回のリベンジで再度カブトムシの幼虫探しをしました。 さいたま市の某公園に来ました。ここはクヌギの木が数十本植えられており、さいたま市では比較的有名な採集スポットだと思われます。夏場に来た時はたくさんのカブクワの死体を見ました。 成虫がいるので、当然幼虫も期待できます。 クヌギ 倒木 冬でもノコギリの死骸が残っていました。 到着してみると一面が落ち葉です。 まずは、人手により落ち葉が集積しているところがないかを探してみました。が、見つかりませんでした。こうなるとどこを掘っていいのかわからなくなります。 夏場に樹液が出ていたクヌギの付近を掘ってみることにします。 少し掘っても何も出てこない上に、5cmくらい掘れば普通の土になるので幼虫が生息できるようには見えません。 しかしながら、樹液クヌギから2mくらいのところの落ち葉をどけると… たくさんの黒い塊を発見します。 加圧すると崩れるので石ではありません。カブトムシの幼虫の糞だと思われます。 他のところでは見られないことから、この周囲に幼虫がいるはずです。この辺りを掘ってみます。 全体的に5cm掘ります。 5cmくらい掘ったら普通の土が出てきます。 幼虫は普通の土の中にいるのでしょうか。それとも普通の土に見せかけた腐葉土なのか。念のためもう少し掘ってみます。 部分的にもう10cmくらい掘りました。 出てきませんでした。 もっと深く且つ広範囲に掘れば出てくるのかもしれませんが、やはり普通の土にしか見えないことと、掘る過程で糞が全く出てこないことから、深く掘ることは止めました。 周辺1m×1mくらいの範囲を調べましたが、どこも同じような結果でした。 このあたりでさいたま市は風が強くなり、子供が寒いから帰ると言い始めました。せっかく糞を見つけたのに…。 糞エリアから更に2mくらい先に切り株を見つけたので、最後にここも掘ってみました。 少し掘ったところ糞が見られなかったので、終了しました。 切り株 惜しいところまで行っていると思うのですが、見つけられませんでした。また時間のあるときに探しに行く予定です。 【余談】 先日、加須市にある遊園地むさしの村に行ったところ、園内にクヌギの木があり、テ

さいたま市でカブトムシ幼虫探し20191223

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さいたま市でカブトムシの幼虫を探しに行きました。 カブトムシの幼虫は子供の頃に田舎の畑で採集したことがあります。さいたま市にも郊外に畑はたくさんありますが、採集させてもらえるツテがないので、雑木林での採集を試みます。 結論としては空振りに終わります。 雑木林でカブトムシの幼虫探しをするのは初めてのことで、これは試行錯誤の記録となります。 夏場によく行った雑木林のクヌギ。 夏場は蚊を始めとした害虫がすごく、子供連れだとこれ以上奥に行けませんでした。12月だとさすがに何もいないので、落ち着いて捜索できます。 この1haもない雑木林のどこに幼虫がいるのでしょうか。 取り敢えずクヌギの足元を掘ってみます。 数cm掘ると普通の土が出てきました。こういうところにはいなさそうです。 もっと腐葉土が深くなっているところはないだろうかと探します。 が、なかなか見つかりません。 畑や公園のように人為的に一箇所に落ち葉を集めない限り、数十cmも腐葉土が堆積することはないのではという疑問が頭をよぎります。 それとも探し方が悪いのか。 奥に行くと長さ10mくらいあるクヌギらしき木が転倒して落ち葉に埋もれておりました。 いい感じの倒木です。 まずは木が埋もれている部分の土を掘ってみます。 …やはり何も出てきません。腐葉土部分が浅いので出てくる気配がありません。 ところでこの木、一部が削れています。誰かの材割り採集の跡かもしれません。 これは食痕でしょうか。 この木はとても柔らかく、スコップで軽々削れます。 材割採集はやったことがないのですが、トライすることにします。もしかしたらヒラタクワガタも出てくるかもしれないと期待しながら。 ところが削り始めると、3分もしないうちにムカデ、ムカデ、スズメバチ、ムカデ、ムカデ…。 私はムカデを大の苦手にしているためこれ以上の継続は困難と判断しました。いきなり出てくるから本当に心臓に悪いです。 ヒラタクワガタを狙ってこの木をもう少し攻めたい気持ちはありますが、それはヒラタクワガタの生育環境をリサーチしてからにします。闇雲に削るわけにはいきません。 今回の探索はここまでにしました。 雑木林でのカブトムシ幼虫採集のやり方を勉強して出直します。

さいたま市浦和区の採集ポイント探し

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さいたま市浦和区のカブトムシ、クワガタの採集ポイントについてです。 (他の浦和区での採集記録は こちら 。) 浦和区には基本的にほとんどないはずで、今夏は他の区に遠征していたのですが、今日は敢えて浦和区内でポイント探しをしてみました。 某所に行ってみると… クヌギが立ち並ぶエリアがありました。 樹液の染みのような跡があるクヌギも発見。 樹皮が剥がれているのは採集者の仕業でしょうか。 よく見るとわずかながら樹液が出ていました。 カブトムシとコクワガタくらいなら採れそうな雰囲気です。 どうやら浦和区にも可能性はありそうなので、次のシーズンになったら行ってみます。 2020/3/21追記 再訪すると、掃除されたのか落ち葉が激減していました。 カブトムシ的には残念です。  歩いているとクヌギの脇にカブトムシの幼虫の糞を発見。 こんなところです。 糞 周囲を軽く掘ってみても見つかりませんでしたが、ここにもカブトムシは生息しているみたいです。 ちなみに、、、後日 他の場所 でカブトムシの幼虫を採集しました。