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さいたま市緑区で樹液採集(未遂)20200531

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本日は緑区の採集ポイントに行きました。冬場に行った ここ です。 主な目的は樹液の様子見です。 5月はこんな雰囲気です。 足元は良好で雑草や害虫を気にせず歩けました。 樹液は噴出とは言えないまでも、少しずつ出始めているようです。 現時点で一番出ていると思われる木で、こんな様子。 大抵は、このように一見わかりにくく、よく見ると出ているパターンでした。 このクヌギ、画像ではわかりにくいのですが少し樹液が滲んでいました。 また、クワガタが隠れられそうな樹皮のめくれがあります。 覗いてみるとコクワガタが隠れていました。 こういう小さな樹皮めくれに隠れられるのがコクワガタの強みなのでしょう。 子供に見せようと思ってそのへんの枝で掻き出そうとしましたが、うまくいきません。 悪戦苦闘しているうちに、スズメバチが2匹もやってきたので、断念しました。 この採集ポイント、近所の小学生がよく採集に来るようで、朽木や切り株が見境なく破壊されています。 樹液ポイントを見つけてもすぐに採集されてしまいそうで、あまり定期観察には向かないかもしれません。

さいたま市浦和区の採集ポイント訪問

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浦和区の採集ポイント候補を2か所訪問しました。 1か所目は下記の場所の再訪です。 さいたま市浦和区でカブトムシの幼虫採集20200328 本日、浦和区産カブトムシ(の幼虫)を採集しました。 緑区とかに行けばカブトムシやノコギリクワガタがいることはわかりきっているため、当面の目標は浦和区で採集ポイントを見つけることと、さいたま市でヒラタクワガタを見つけることにしています。といっても後者は私にはハードルが高いので手... こんな雰囲気で、クヌギが生えています。 5/17に行った時はそうでもなかったのですが、5/31になるといくつかのクヌギから樹液が出てきておりました。 年によるとは思いますが、このあたりは5月下旬頃から樹液が出始めるようです。 どれも根元から、なかなかいい感じで噴き出しています。 まだ5月の昼間だったからか、カブクワの姿は見られませんでした。 周辺でノコギリクワガタとコクワガタの死骸を見つけました。 今年羽化した成虫でしょうか。だとしたら今後に期待が持てます。 ここは近いですしマムシ等の危険生物がいなくて子供でも安全なので、特例で夜に来てみてもいいかもしれません。 ※後日追記。お昼に覗いてみるとシロテンハナムグリが大発生していました。 さて、2か所目は下記の場所の再訪です。 さいたま市浦和区の採集ポイント探し20200301 浦和区のカブトムシ採集ポイントを探すために某所に来ました。 子供と共に自転車で行ける範囲内です。 幼虫のポイントを探すのが当初の目的だったのですが、行ってみると成虫も採れそうでした。 浦和区某所 クヌギがたくさんあり、カブトムシの死体も見つけました。夏場になると... この時期になると草木が生茂り鬱蒼としています。 クヌギの本数や雰囲気は1か所目よりもあるものの、樹液はまだ本調子ではないようです。 その中で1本だけ樹液が出ている気を発見しました。 地上5mくらいの高さまで画像のような様子で表皮が裂けており、裂け目から樹液が出ていました。 カブクワがたくさん着きそうな雰囲気の樹です。 この日はゼロでしたが…。 この木の根元に、カラスの餌になったと思われるコクワ

カブクワの産卵セット飼育セットに湧く白い虫

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我が家ではカブトムシとクワガタを室内で飼っています。 気をつけないといけないのはコバエやダニなどの虫が湧くことです。 屋外よりは汚染されにくい一方で、もし大量発生したら大惨事です。 幸いなことに、約1年飼ってきてケース外にコバエやダニが侵食してくることはありませんでした。 それでも、ケース内にはよく見ると小さな虫が湧いています。 その中でも、 産卵木に大量に湧く白い虫 の不快度がダントツで高いです。 産卵木に湧く白い虫について トビムシの1種で、おそらくトゲトビムシ科の何かではないかと思います。 このような、一般的な産卵セットの産卵木に大量に発生します。 小さくてぱっと見は気づかないのですが、よく見るとこんな感じで結構な数が蠢いているのです。 接写するとこんな感じです。 大きさは約1mm。 光沢があるので動くとチラチラ光ります。 マットだけを詰めたケースにはいない(大量発生しない)ことから、産卵木を好むものと思われます。 産卵木で暮らしているようで、ケースの外に飛び出してくることは今のところありません。 再現性が高いのも厄介で、産卵木での産卵セットを組んだ時は確実に大量発生しています。 対策については、産卵木を熱湯につけたり日干ししても気づけば増殖しており、正直防げる気がしません。 産卵木に産卵させた後は、さっさと卵や幼虫を割り出してこいつらがいないマットに放り込んでいます。 それでも、少なくとも2週間から1か月弱は我慢しないといけないですし、できれば卵や初令幼虫での割り出しは控えたいので、あまり良い方策とは言えないです。 その他の虫について このようなハスクチップでの成虫飼育セットだと、目視できる範囲ではほとんど虫は湧きません。 それでもよく見ると小さい白い虫が確認できました。 トビムシとは違うようです。 ダニでしょうか。いずれにしても目視できる範囲では数が少ないので無視しています。 実際には目に見えないレベルでは様々な微生物の温床であると予想されますが、それを言い出すと人間の顔も同じなわけで、知覚できなければ無視するのがうちの方針です。 コバエ被害はいまのところありません。 もし発生しても、コバエシャッター付きケースである程度防げると思います。

ニジイロクワガタの産卵セットから卵を取り出しました。

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ニジイロクワガタの飼育記録 の続きです。 ニジイロクワガタの産卵セットから卵を掘り出しました。 前回はこちら。 ニジイロクワガタを購入して産卵一番で産卵セットを組みました。 以前の記事 の通りニジイロクワガタを購入しました。 写真は雄だけですが、ペアで買っています。 産卵セットで飼育開始 ただ飼っておくのもなんなので、産卵一番を6cmくらい固く詰めたケースにペアで放り込みます。これでうまくいけば産卵が期待できます。 ... 我が家ではこんな感じで産卵セット兼飼育セットでニジイロクワガタを飼育しています。 セット後2週間経っており、産卵していることは確認できていました。 できれば孵化して二令幼虫になるくらいまでそのままにしておきたいのですが、成虫に引っかかれたり潰されたりしたら困るので早めに取り出すことにしました。 産卵と飼育を一緒にしている弊害です。 ケースをひっくり返して注意深く掘って、10個くらい取り出しました。 まとめてプリンケースに入れて、マットをかぶせておきました。 密度が高いので孵化後しばらくしたらまた引っ越しします。  成虫はペアでケースに戻します。 マットは、また産卵してくれることを期待して、引き続き産卵一番を固く詰め直しています。 余談ですがメガブロックは隠れたり土を固めたりするのに活躍しています。 再セット翌日、早速側面に2個産み付けられておりました。早い。 ニジイロクワガタの産卵について、他のマットを試したわけではないですが産卵一番は間違いなさそうです。

オオクワガタの割り出しを行いました。

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オオクワガタの割り出しを行いました。 4/21に産卵セットを組んだという以下の記事の続きとなります。 マルカンくぬぎ昆虫マットとダイソー産卵木でオオクワガタ産卵セットを組みました 5/6 メスを退避させます。これくらい齧っていました。 表 反対側 5/13 前回記事で初期に採卵してケースの側面に見えるようにしていた卵が孵化しました。 わかりにくいですが、割れた卵と幼虫のお尻を撮影できました。 たぶんこれが孵化の1号です。 産卵セットを組んでから産卵までが数日、 産卵から孵化までの期間が2.5週間程度。 5/23 割り出しを行いました。 全て初令幼虫でした。もう少し大きくなってからの方が良かったのでしょうが…産卵材に小さな虫が湧いており、無害とは知りつつも早めにバラしてしまいたかったのです。 おそらく孵化して1時間程度の初令幼虫。頭が白いです。 初令幼虫を7匹ほど見つけることができました。 黒ずんで孵化できないと思われる卵も3個ほどありました。 初令幼虫たちはそのまま産卵セットのマルカンくぬぎ昆虫マットに埋めておきました。 このマットは粗いので初令幼虫は嫌うかもしれませんが、昨年コクワガタでも似たようなことをしたのでおそらく大丈夫かと…。 基本的に多頭飼育の方針です。1ヶ月後くらいに幼虫たちの成長確認とマット交換をする予定です。 おまけ。 スマホ用のマクロレンズを買ったので幼虫をアップで撮影してみました。 スマホ用マクロレンズ

ニジイロクワガタの発色原理について、黄色と金色の違いから考えた雑記

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先日飼い始めた綺麗なニジイロクワガタを見ていて、ふとこの美しい色はどういう原理で発色されているのか気になりました。 ニジイロクワガタ    メタリックな緑色が特徴です。 なぜこんなにきれいなのか、普通の緑とこのピカピカの緑は何が違うのか。 そんなことを考えながら発色の仕組みについてダラダラ書いてみたのがこの雑記です。 *実物には赤や黄色も混じっていますがここではニジイロクワガタ=ピカピカ緑とします。 前提 光の波長と色 光には波長があります。 人間は、光の波長が変わると色が変わったように認識します。波長の変化により認識できる色は以下の通りです。 例えば、紫色の光の波長は約380nm、赤色の光の波長は約780nmです。 380nm                   〜                   780nm 図1 さて、光の波長変化により現れる色はこれがすべてなのですが、この中に白色や黒色はありません。 白色とは これらの 波長(色)が異なる光すべてが均等に混ざった光が白色 です。 日光は代表的な白色光です。太陽の色は白です。 ちなみに実際には、無限に近い数ある全て色を混合させなくても、代表的な色だけ混ぜれば、人間は白色と認識します。 黒色とは 白色とは逆に、どの光も含まれていないと黒と認識します。だから夜は暗いのです。 光の反射、吸収、透過 光が物体に当たった時、反射、吸収、透過します。 どれかではなくすべてが同時に起きますが、割合は違います。鏡は反射成分が多い、ガラスは透過成分が多い、などです。 エネルギーは保存されるので、反射成分が多いほど、吸収や透過成分は少ないということになります。 この前提に立つと、なぜ物体に色があるのかがわかってきます。 本題 レモンが黄色に、リンゴが赤色に見える理由 白色光は図1の全ての色が混在しています。 白色光が物体に入射すると、物性によって 色ごとに 反射、吸収、透過の仕方が異なります。 例えばレモンの場合だと、黄色の光は強く反射されて、他の光はあまり反射されず吸収されます。 これはレモンの皮を構成する物質の分子レベルの特性です。 人間の目は反射された光を捉えるので、レモンが黄色に見えます。 図2